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樂について

ごあいさつ

 長崎の歴史の奥深さや自然の美しさ、文化の多様性にふれるたびに、長崎の魅力は紙媒体でこそ表現する価値があるのではないかという想いから、多くの方々のご協力を得て、二○○八年七月に季刊誌「樂」を創刊いたしました。樂のコンセプトは「知る、遊ぶ」。大人が知って楽しめる独特の切り口とデザインで、いつまでも手元に保存していただけるよう普遍的な情報に特化して編集しています。制作に携わっているクリエイティブスタッフ二十名あまりは創刊号からほとんど変わらず、独立した長崎在住のクリエイターが集まりチームとなって作り上げているという、まさに長崎らしい心意気の詰まった雑誌です。二○一六年、三十号は日本タウン誌・フリーペーパー大賞の有料誌部門で大賞を受賞いたしました。これからもみなさまに素晴らしい長崎を知って楽しんでいただくため、より質の高い雑誌となりますよう努力してまいりますので、変わらぬご愛顧、ご購読のほど、よろしくお願い申し上げます。
樂発行人 糸屋悦子

受賞歴

2016年
日本タウン誌・フリーペーパー大賞2016 大賞
2016年
日本タウン誌・フリーペーパー大賞2016 タウン誌部門 最優秀賞
2018年
日本タウン誌・フリーペーパー大賞2018 地方創生部門 優秀賞
2020年
日本地域情報コンテンツ大賞2020 地方創生部門 優秀賞
2020年
日本地域情報コンテンツ大賞2020 タウン誌部門 優秀賞
2022年
日本地域情報コンテンツ大賞2022 隈研吾特別賞 最優秀賞
2023年
令和5年長崎市表彰 特別表彰

制作スタッフ

発行人

  • 糸屋 悦子

編集・取材・文

アートディレクション

  • 深町 知史

デザイン

撮影

寄稿者

  • 米山 公啓
    Yoneyama Kimihiro
    連載コラム ドクター米山のココロと脳のはなし
    作家、医師。
    専門は神経内科、脳卒中、認知症、老人医療など。「認知症を予防する1日遅れの日記帳」(径書房)ほか著書多数。
  • 高浪 慶太郎
    Takanami Keitaro
    連載コラム 「NANG-ASAKI」妄想散歩
    音楽プロデューサー。長崎在住。
    NBCラジオ「プレイタイム・ロック〜ナガサキ音遊び」、長崎シティFM「口コミ街コミ長崎耳ダンボ」で長崎の音楽や情報を発信中。
  • 城尾忠明
    Shiroo Tadaaki
    連載コラム 曇り時々希望的
    1952年長崎市生まれ、長崎市育ち。
    「メモリードグループ マイティースパロウ」「おひさま農園」「養蜂業を通して環境を考えるニホンミツバチ養蜂」相談役。
  • 石尾 眞智子
    Ishio Machiko
    連載コラム ARTS'CRAFTS素敵なもの語り
    ジャーナリスト。東京生まれの東北育ち。
    18年前より夫の故郷である長崎に暮らし、当地のユニークな歴史文化を勉強中。
  • 藤原 暢子
    Fujiwara Nobuko
    連載コラム 客船からの世界中継
    クルーズ・ジャーナリスト、編集者。1970年長崎生まれ。
    これまでに約100隻の客船に乗り80ヵ国をめぐる。
  • 岡野 雄一
    Okano Yuichi
    連載コラム ペコロスのタイムマシーン
    1950年長崎生まれ。
    14年前にフリー(ター?)宣言。漫画「ペコロスの母に会いに行く」(西日本新聞)が第42回日本漫画家協会賞優秀賞受賞。現在西日本新聞と週刊朝日他で漫画連載中。「ペコロスの母の玉手箱」(朝日新聞出版)、「ペコロスのいつか母ちゃんにありがとう」(小学館)著者。
  • 大田 由紀
    Oota Yuki
    連載コラム 長崎「ひと」物語
    長崎女性史研究会会員、長崎史談会会員、長崎市生まれ。
    長崎放送にて37年間、主に長崎で生きた人や歴史のテレビ・ラジオドキュメンタリー番組制作にたずさわる。近著に「写された明治の長崎くんち」「民族文化の伝播と変容」(岩田書店/2017年)
  • 越中 哲也
    Etchu Tetsuya
    連載コラム 越中哲也です!ながさき歴史順旅
    長崎地方史研究家、長崎歴史文化協会理事長。1921年生まれ。
    長年、長崎を中心とした美術、工芸、長崎文化史の研究と紹介に努め、地方文化史について数多く執筆、監修を行っている。長崎市民には「越中先生」の名で親しまれている。
  • 青来 有一
    Seirai Yuichi
    読み切り短編小説 ながさき奇譚
    1958年長崎市生まれ。
    2001年「聖水」で第124回芥川賞、2007年「爆心」で第43回谷崎潤一郎賞、第18回伊藤整文学賞を受賞。